離乳食、全然食べない。もうどうすればいいの?
離乳食をあげようとするとギャン泣き…。もう疲れた。
私も離乳食を用意してもギャン泣きされ、捨てる虚しさが本当につらかったです。
他の子や育児書と比べて離乳食の食いつきがよくなく、焦りや不安が押し寄せてくる気持ち、よくわかります。
しかし離乳食を暗い気持ちのまま進めてしまうと、赤ちゃんが食事を楽しくないものと認識してしまいます。
離乳食を食べなくて疲れたときの対処法は、以下の9つ。
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何をしても食べないこともありますが、1つずつトライ&エラーしていきましょう!
赤ちゃんが離乳食を食べないと、「この先ずっと食べないのでないか」と不安になりますが、上記の方法を毎日少しずつ試してみるとスムーズにいきますよ。
離乳食を食べてもらえず苦戦した私が、うまくいった方法も合わせて「離乳食を食べなくて疲れたときの対処法9つ」を紹介。
本記事を読めば、離乳食を食べるようになるヒントを得られて、離乳食準備へのモチベーションアップにつながるので、ぜひ最後までお読みください。
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離乳食を食べなくて疲れたときの対処法9つ
離乳食を食べなくて疲れたときの対処法は、以下の9つです。
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先に授乳をしてみる
離乳食を食べなくて疲れたときの対処法1つ目は、先に授乳をしてみることです。
今まで慣れていたおっぱいや哺乳瓶以外のものを口にいれることに、まだ抵抗がある赤ちゃんもいます。
おなかいっぱいにならない程度に、少し授乳してから離乳食をあげてみてください。
我が家の赤ちゃんは離乳食の途中で授乳を挟むと、スムーズに食べてくれることもあります。
捨てるものだと思って用意する
離乳食を食べなくて疲れたときの対処法2つ目は、捨てるものだと思って用意することです。
手作りしたものでも、買ったものでも、食べないときは食べてくれないのが赤ちゃん。
無理に食べさせて食事がきらいになってしまうのも困るので、捨てるものと割り切って用意するのもひとつの手です。
食べ物を捨てるのには罪悪感や抵抗がありますが、用意する側(自分)の気持ちを変えてみましょう。
最初は1~3さじくらいのごく少量を用意して、食べそうだったら追加する方が捨てる量が少なく済みます。
好きなものを多めに入れて混ぜる
離乳食を食べなくて疲れたときの対処法3つ目は、好きなものを多めに入れて混ぜることです。
いろいろな種類の食べ物をあげていくと、赤ちゃんの食いつきがよかった食べ物もあるのではないでしょうか。
赤ちゃんの食いつきがよかった食材と混ぜてあげると、意外と食べてくれるようになります。
赤ちゃんが好きな食材ランキングは、以下の通りです。
- かぼちゃ
- さつまいも
- にんじん
- バナナ
- お米
かぼちゃは特に人気で、かぼちゃパウダーを使っている方も多いです。
かぼちゃパウダーを使えば毎回かぼちゃを蒸したり茹でたりする必要もなく、振りかけるだけなので離乳食準備がすごく楽チン。
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離乳食の時間・場所・食器を変えてみる
離乳食を食べなくて疲れたときの対処法4つ目は、離乳食の時間・場所・食器を変えてみることです。
好ましい時間・場所・食器は赤ちゃんによってちがいます。
赤ちゃんがよく動き回ったあとなどは、おなかが空いてよく食べてくれることも多め。
我が家の赤ちゃんは、夕方~夜の方がよく食べます。
食器はスプーン・フォーク、マグなど全部そろっているものだと、長く使えるのでオススメです。
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味付けをしてみる
離乳食を食べなくて疲れたときの対処法5つ目は、味付けをしてみることです。
離乳食中期~後期になってくると、薄味に気が付いてくる赤ちゃんもいます。
赤ちゃん用(赤ちゃんでも食べられる)粉末だしやコンソメも売っているので、少しずつ入れてみるのはどうでしょうか。
我が家の赤ちゃんは赤ちゃん用の粉末だしを少し入れただけでも、以前より口を開けてくれるようになりました。
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ベビーフード(BF)を買う
離乳食を食べなくて疲れたときの対処法6つ目は、ベビーフード(BF)を買うことです。
特に一人目の子どもだと、離乳食の手作りにこだわって、ついつい頑張りすぎてしまいがち。
ベビーフード(BF)に切り替えてみると、意外とすんなり食べてくれることも多いです。
ベビーフード(BF)は栄養や衛生面などのメリットもあります。
時間をかけて手作りした離乳食を食べてもらえないと、よりストレスがたまり悪循環。
一旦ベビーフード(BF)をあげてみて、離乳食準備していた時間をゆったり過ごしてみるのはどうでしょうか。
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つかみ食べをさせてみる
離乳食を食べなくて疲れたときの対処法7つ目は、つかみ食べをさせてみることです。
離乳食が始まる前くらいから、赤ちゃんはどんどん口にものを運ぶようになります。
なんでもかんでも口に運ぶのを活かして、離乳食も赤ちゃんの好きなようにつかみ食べしてもらうのはいかがでしょうか。
食べこぼし防水マットや新聞紙を敷いておくと、後片付けが簡単にできます。
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他の家族に頼る
離乳食を食べなくて疲れたときの対処法8つ目は、他の家族に頼ることです。
離乳食をあげていると自分が食べる余裕もなくなり、余計にイライラして疲れてしまう気持ち、よくわかります。
できる限り、自分以外の他の家族がいるときには離乳食をおまかせしてみてはどうでしょうか。
あまり「自分がやらなきゃ」と気を張りすぎず、家族を頼るのも大切です。
育児相談サービスを使う
離乳食を食べなくて疲れたときの対処法9つ目は、育児相談サービスを使うことです。
赤ちゃんとずっと一緒にいると、うまくいかないことも多くどんどんネガティブに。
「話すだけじゃ何も変わらない」と思われがちですが、大人との会話は自分でも気づかないヒントがあります。
住んでいる地域の役所や支援センターなどでも相談にのってくれるので、気軽に利用してみましょう。
離乳食アドバイスだけでなく、育児に関する雑談もすごく気が晴れるのでオススメです。
離乳食で大切なこと5つ
離乳食で大切なことは、以下の5つです。
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離乳食をあげる大人が笑顔でいる
離乳食で大切なこと1つ目は、離乳食をあげる大人が笑顔でいることです。
赤ちゃんが離乳食を食べてくれないとイライラしてしまい、顔が強張ってしまいます。
赤ちゃんも不穏な空気を感じ取ってしまい、余計に離乳食をいやがってしまい悪循環。
面白おかしくあやしながら口に運ぶと、食べてくれるときもあります。
大人がおいしそうに食べる
離乳食で大切なこと2つ目は、大人がおいしそうに食べることです。
大人がおいしそうに食べていると、赤ちゃんは興味津々。
大人がご飯をおいしそうに食べることで、赤ちゃんも「一緒に食べたい!」と思ってくれます。
スマホやテレビに夢中にならず、「おいしいよ」と声をかけながら食べてみましょう。
無理にあげずに食事を楽しむ
離乳食で大切なこと3つ目は、無理に上げずに食事を楽しむことです。
離乳食は「食べる練習」。
大人でも初めてやることは、最初から上手にできなくて当たり前です。
食べること自体がいやになってしまう方が困るので、無理にあげずに食事を楽しみましょう。
私は「食べないものは食べない!」と割り切ってから、気持ちが楽になりました。
赤ちゃんのペースに合わせる
離乳食で大切なこと4つ目は、赤ちゃんのペースに合わせることです。
離乳食は「食べる練習」なので、赤ちゃんのペースに合わせて進めていきましょう。
うまくいかないとつい育児書やSNSの赤ちゃんと比べてしまいますが、人間なのでマニュアル通りにはいかないものです。
周りと比べず、赤ちゃんのペースに合わせていきましょう。
発達面で不安に思う場合は、健診時や支援センターなどで医療従事者に相談してみましょう。
無理をしない(頑張るのをやめる)
離乳食で大切なこと5つ目は、無理をしない(頑張るのをやめる)ことです。
「手作りじゃなきゃ」「この月齢なんだからこれを食べなきゃ」と無理をして頑張りすぎていませんか?
無理をしていると、ストレスがたまりいつか爆発してしまいます。
「ほどよく手を抜く」
難しいですが、私が何人もの先輩ママからもらったアドバイスです。
離乳食を手作りしている方は、まずベビーフード(BF)に切り替えてみるのはいかがでしょうか。
手作りする時間がなくなるので、大幅に時間が増えます。
時間に余裕ができると心の余裕も生まれるので、少し力を抜いて、自分時間を作ってみてください。
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よくある質問
離乳食の悩みについて、よくある質問にお答えします。
離乳食を食べないとどうなるのでしょうか?
離乳食を食べないと、以下のようなことが起こります。
- 顎の発達遅れ
- 歯並びが悪くなる
- エネルギー不足による成長の遅れ など
赤ちゃんが離乳食を食べないことで悩む方はとても多いので、焦る必要はありません。
しかしどうしても自分が疲れてしまったり、赤ちゃんの成長が気になる場合はかかりつけの小児科などに相談してみましょう。
離乳食初期で食べないときはどうすればいいですか?
離乳食初期で食べないときは、以下のことをチェックしてみましょう。
- 生後5か月を過ぎている
- 首がしっかりすわっている
- 寝返りが打てる
- 1人で5秒以上お座りができる
- よだれが出ている
- 食べ物に興味を持ってじっと見る
- 離乳食は絹ごし豆腐のようなかたさになっている
- 前回の授乳から3時間ほど空いている
上記の項目がすべて埋まっても食べない場合は、1~2日離乳食をお休みしてみるのもひとつの手です。
離乳食のお休みがこわい場合には、離乳食を食べなくて疲れたときの対処法9つを試してみてください。
離乳食を食べないことがストレスで鬱になりそうです。
離乳食を食べないことが理由で鬱になりそうなときは、まず周囲の頼れる方に相談してみましょう。
親戚や一時保育で預かってもらってゆっくりと休息をとったり、心の状態次第では心療内科に行ったり、赤ちゃんから一旦離れることも大切です。
自分の心身の健康を優先することは、赤ちゃんのお世話を優先していることにもなります。
いつも頑張っている自分を、褒めてあげてください。
急に離乳食を食べなくなったのですが、なぜでしょうか?
急に離乳食を食べなくなった理由は、以下のことが考えられます。
- メニューに飽きた
- 食べることよりも他に興味がいっている
- 自己主張するようになった(0歳でイヤイヤ期がある子もいます)
- 体調がよくない
- 好みの味・かたさ・大きさではなかった
赤ちゃんはしゃべれない分、理由もわからず離乳食を食べてくれなくて大変。
離乳食を食べなくて疲れたときの対処法9つを試しても食べない場合は、一旦離乳食をお休みしてみるか、かかりつけの小児科で健診時に相談してみましょう。
【まとめ】離乳食を食べなくて疲れたら焦らず落ち着く
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どんなに他の人に「焦らずに楽しんで!」と言われても、いざ離乳食を食べてくれないと疲れ・不安が押し寄せてくる気持ち、よくわかります。
手作りしている場合は、一旦ベビーフード(BF)をあげてみて、離乳食準備していた時間をゆったり過ごしてみるのはどうでしょうか。
\ 小分けにして冷凍可能 /
本記事を読んで、赤ちゃんが離乳食を少しでも食べてくれるようになり、少しでも気持ちが楽になると嬉しいです。